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土地売却の失敗パターン4つ!売却成功へ導く対策方法も解説

query_builder 2024/07/26
コラム
No.37 土地売却 失敗

土地売却は大きなお金が動くため、売買取引においては相応のリスクもあります。しかし、あらかじめ失敗パターンを理解しておけば、リスク回避のポイントも把握できるでしょう。

今回は、土地売却におけるリスクを最小限に抑えられるよう、よくある失敗パターンを4つ解説します。失敗リスクを防ぐポイントも解説するので、予備知識を身につけたい人もぜひ参考にしてみてください。

土地売却のリスクを回避して、「希望価格での売却」を成功させましょう。

土地売却の失敗パターン4つ

土地売却が失敗するパターンを4つ解説します。売り時を逃さず、期待通りの価格で売却するためにも、失敗の理由を把握しておきましょう。

売り時を逃してしまい高値で売れなかった

地価の変動を把握していないと売り時を逃してしまい、売却価格が下がってしまう恐れがあります。地価の変動は以下の要因で起こるので、売却時は周辺状況をチェックしておきましょう。

<地価が変動する要因>
・インバウンド需要
・エリア内の都市開発
・自治体や国による交通機関の整備

インバウンド需要とは、特定のエリアが観光地化することで、外国人による需要が高まる現象です。宿泊用の建物を建設するために地価が上昇します。

また、都市開発や交通機関の整備により、エリア内の人口は増えていきます。住宅建設が進むことにより、地価は上昇するでしょう。

上記のようなケースで売却価格アップが見込めるため、売り時を逃さないためにも周辺状況は逐一チェックする必要があります。

売却を焦って値下げしてしまった

売却を焦るあまり価格を値下げしてしまうと、期待する利益を得られない恐れがあります。不動産の売却活用は半年~1年以上かかるケースもあり、スケジュールには余裕を持たせなければなりません。

値下げは買主を見つける良い手段ではありますが、焦りすぎは禁物です。利益が出る下限値を決めて、それ以上は値下げしないよう注意しましょう。

査定額の高さだけで不動産会社を選んでしまった

査定額=売却価格ではないため、査定額の高さだけで選んでしまうと、悪質な不動産会社に引っかかる恐れがあります。査定額とは、あくまでも売却価格の目安です。実際の売却活動が始まると、想定よりも安い価格に設定されるかもしれません。

不動産会社は、広報活動や買主との交渉、各種手続きの代行など重要な仲介業務を担っています。悪質な不動産会社と契約してしまっては、丁寧な対応・サービスに期待できない可能性もあります。

不動産会社との契約時は担当営業の対応力も確認しつつ、信用できるかどうかチェックすることが大切です。

媒介契約の意味を知らずに契約してしまった

媒介契約の意味を知らずに契約すると、「なかなか買主が見つからない」「思っていたより不動産会社が動かない」といったリスクがあります。媒介契約は3種類あるので、各契約方法の特徴を把握した上で契約しましょう。

【媒介契約の種類】

契約方法 特徴
専属専任媒介契約 ・1社のみと契約
不動産会社は積極的に売却活動を行う
・売主の売却活動は禁止
・短期間で買主が見つかりやすい
専任媒介契約 ・1社のみと契約
不動産会社と売主それぞれが売却活動を行う
・売主と買主の直接契約も可能
一般媒介契約 ・複数の不動産会社と契約できる
不動産会社と売主それぞれが売却活動を行う
・他の契約ほど不動産会社は積極的に動かない可能性がある

土地の条件が良い場合は、一般媒介契約でも買主を見つけられる見込みがあります。一方、条件の悪い土地は、不動産会社が積極的に動いてくれる専属専任媒介契約の方が買主を見つけやいでしょう。

すでに購入希望者の候補がいれば専任媒介契約を結んだ上で、個人での交渉も検討してみてください。土地の条件や期待する売却活動などに合わせて、契約方法を選びましょう。

土地売却の失敗を防ぐ3つのポイント

土地売却の失敗を防ぐには、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

土地売却成功のポイント>

・複数の不動産会社を比較検討する
・相場情報を調査して適正価格で売却
・周辺エリアの状況を調査する

不動産ポータルサイトでは、複数の不動産会社へ一括査定を依頼できる無料サービスが提供されています。不動産会社によって査定額には差があるため、適正価格で売却してくれる不動産会社を見つけましょう。

適正価格かどうかは、土地の売却相場と比較して判断できます。売却相場は、実際の取引価格がわかる「土地総合情報システム」で調べてみてください。

また、土地の売却時期を把握するため、周辺状況の調査も徹底して行いましょう。自治体のHPなどには都市計画の方針や詳細などが掲載されているので、調査の際は参考にしてみてください。不動産会社へ相談して、売却時期・方法を提案してもらうこともできます。

事前の徹底した準備を怠らなければ、売却時のリスクを最小限に抑えられます。

まとめ

土地の売却は、「売却時期」「不動産会社選び」「契約方法」など、あらゆる場面に落とし穴があります。失敗するパターンを頭に入れておくだけでも売却リスクを抑えられるので、全体の流れをイメージしながらリスク回避のポイントを把握しておきましょう。

「株式会社シンシアリーホームズ」では、土地売却に関する相談を受け付けております。これまで中央区を中心に、江東区・墨田区・台東区などのエリアで、数多くのお客様をサポートしてきました。

売却に強い不動産会社として実績を積み重ねてきたため、お客様へ最適な提案をさせていただきます。土地売却を成功させられるよう、一緒に取り組んでいきましょう。
 

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